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HBS3.0 正式版リリース!!

2019/8/8 (QNAP) - ついにHBS3.0 正式バージョンが8/3にリリースされました。インターフェイスが変わって見やすくなり新機能もいくつか追加されています。今回は検証でデータ重複排除(Qudedup)と復元を試してみましたので一連の手順をご紹介します。



目次
HBS3.0 概要 & システム要件
HBS3.0 新機能

Qudedup解凍ツール 概要 & システム要件

データ重複排除(Qudedup) & 復元を試してみました!!

-バックアップジョブ作成
-復元

HBS3.0 Hybrid Backup Sync 概要 & システム要件

概要

バックアップ、復元、同期機能を一つのQTSアプリケーションに統合したバックアップソリューション
ローカル、リモート、クラウドストレージへデータを転送できる。

システム要件
QTS4.3.0 (またはそれ以降) を搭載したNAS
※TCP BBR機能はQTS4.4.1からサポート予定

 
HBS3.0 Hybrid Backup Sync 新機能

新機能

1. データ重複排除 (Qudedup)

HBS3.0からQTSでもデータ重複排除が可能になりました。
ソース側でデータ重複排除(ブロックレベル)をかけるため、帯域の削減やストレージ容量の節約につながります。

注意点
1.Qudedup対応:x86(Intel、AMD CPU搭載)  ARMモデルは未対応
2. 重複排除後のファイルディレクトリや中身は参照不可、ファイルアクセスには復元が必要。
 ※重複排除しない場合は、ジョブ作成画面でチェックを外せます。

2. TCP BBR TCP BBR機能によりクラウドバックアップの高速化が可能

TCP BBRとは・・・2016年にGoogleが新開発したTCP輻輳コントロールアルゴリズムのこと。
          Linux Kernel 4.9以降に対応、パケットロスレートが高いネットワーク環境下で帯域を改善できる

 

※世代管理(バージョン管理)をOnにした場合のご注意
  
世代管理(バージョン管理)を有効(On)にした場合は、自動的にQuDedupが有効になりチェックが外せません
 これは仕様によるもので、次のHBSバージョンで変更になる予定です。ご利用の際はご注意ください。

 世代管理(バージョン管理)のジョブ設定については以下をご参照ください。

 データ重複排除(Qudedup) & 復元を試してみました!!

Qudedup解凍ツール 概要 & システム要件   utliity icon

概要
データ重複排除後の.qdffファイルを復元するツール
クライアントPC(Windows/Mac等)にインストールして利用する


.qdffファイルとは・・・ QNAP重複排除ファイルフォーマットのこと
重複排除すると独自の拡張子.qdffで保存される、ファイル構造とファイルコンテンツは閲覧ができない
ファイルへアクセス(中身を見る)にはQudedup解凍ツールで復元させる必要がある。
 
システム要件
サポートOS: Windows7/10、MacOS 10.12 (またはそれ以降)、Linux (Ubuntu) 16.04/18.04

 

Qudedup解凍ツール ダウンロード方法
①HBS3アプリからダウンロードする HBS3 > 概要 > Qudedup Extract Tool
 

 
②QNAPサイトのユーティリティからダウンロードする QNAPサイト ユーティリティ
https://www.qnap.com/ja-jp/utilities/enterprise
 

 



 

データ重複排除(Qudedup) & 復元 を検証してみました!!

 

検証環境 NAS to NAS
メイン SS-EC2479U-SAS-RP
バックアップ TS-932X

 
NAS to NAS RTRRバックアップ


 

サンプルデータ 合計 7.07 GB
動画 6.55 GB
写真 248.54 MB
Office(excel,pptなど) 284.70 MB


バックアップジョブを作成する(重複排除あり) 
 

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①フォルダの選択 ②スケジュール ③ルール ④要約 の順に設定していきます。
フォルダを選択すると容量を計算してくれるのでわかりやすい!
 

 
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バックアップ先NASのIPアドレスとパスワードを入力します。
サーバーを検出を押すと接続確認ができます。
 

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作成したアカウントを選択します。

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宛先フォルダーの選択を行い追加を押下します。


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ジョブ名は任意の名前を入力できます。

ソース元、宛先に問題なければ「次へ」を押下します。

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ジョブスケジュールを設定
スケジュール設定する場合は、以下スケジューラーから設定します。


 
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世代管理(バージョン管理)を設定したい場合は有効にする必要があります。
※デフォルトはOFFになっています。
 

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Qudedupを使うかはここで選択ができます。
デフォルトではチェックが入っています。
 
重複排除(Qudedup)しない場合は、あらかじめチェックを外してください!!
 

※世代管理(バージョン管理)をOnにした場合のご注意

 世代管理(バージョン管理)を有効(On)にした場合は、自動的にQuDedupが有効になりチェックが外せません
 これは仕様によるもので、次のHBSバージョンで変更になる予定です。ご利用の際はご注意ください。

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ポリシーをクリックすることでジョブポリシー設定画面が表示されます。
ここでは、「クライアント側の暗号化」、「通信制限を使用する」、「送信後にソースファイルを削除する」など
必要に応じて追加選択可能です。

 

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ここではタイムアウト値設定を行えます。 
 

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ソース、宛先に問題なければ作成をクリックします。
 

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レポートをクリックすると詳細情報が参照できます。
 

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オリジナルデータは7GBほどでしたが、重複排除(Qudedup)で3割近く削減されました。
7GB → 5.62GB
 

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復元 


PCにインストールしたQudedup解凍ツールを立ち上げ、「Browse file」をクリックします。
 

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重複排除(Qudedup)を掛けたqdffフォルダを選択します。

NASにはネットワークドライブでアクセスするため、あらかじめNASをマウントしておきましょう。


ネットワークドライブマウント方法
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マウントしたNASを選択

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復元する指定のフォルダにチェックを入れ、Extractをクリックします。
 

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復元後のデータが保存できる宛先を指定するよう注意喚起がでるのでOKをクリックします。


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指定した宛先のNASに空き容量情報を受信できないとメッセージがでますが、
十分な空き容量があることを確認できればOKをクリックします。
 


 

復元処理が始まります。
 

 
100%になれば復元は完了です。
ファイルにアクセスできるか確認してください。

 
HBSの設定は慣れれば簡単です、いろいろ試してみてください。
次回はクラウドとの連携(Box)をご紹介する予定です。

2019/8/8 RK