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エミュレートミスについて
ATENのKVMスイッチには、MPUが搭載されており、接続されたコンソール機器(キーボード、マウス、ディスプレイ)が常にPCに接続されているかのような、擬似信号を生成しPCに送信する機能が搭載されています。
PCの起動タイミングなどにより、このエミュレートが正常に機能していないと、PCがコンソール機器を正常に認識しなかったり、入力操作が正常に反映されず、キーボードやマウスの暴走がおこったり、逆に無反応になったりします。
この現象が発生した場合は、KVMスイッチのリセット操作が必要です。
リセット機能が搭載された機種の場合:
ソフトウェアリセット、ハードウェアリセットとも、各製品のマニュアルをご参照ください。
リセット機能非搭載の機種の場合:
- PCの電源をオフにして、すべてのケーブルを外します。電源を落としてもバスパワーが供給される機種の場合、電源ユニットの電源をオフにするか、電源ケーブルを抜いてください。
- KVMスイッチに、キーボードとマウス、ディスプレイのケーブルを接続し、ディスプレイは電源を入れます。
- KVMスイッチの1番ポートにPCを接続します。ACアダプタや独自電源を持っているKVMスイッチの場合は、ここで電源を入れます。
- PCの電源を入れます。
- 2番以降のポートにPCを接続し、ポートを切り替えてから、PCの電源を入れます。
- 3番以降のポートも同様にPCを接続し、対象ポートに切り替えてから、PCの電源を入れます。
Last update: 2014/08/29