• [Drive Eraser] レポートの消去結果の欄にときどきエラーのようなものが記載されているが正常とみなしてよいか分からない

アンサーID : 006032

Q

[Drive Eraser] レポートの消去結果の欄にときどきエラーのようなものが記載されているが正常とみなしてよいか分からない

A

報告される主なエラーについて説明します。

 

・HPA 未消去:隠し領域の一種である HPA に対して消去を行うことができなかった。過去に悪意のある フリーソフトウェアの影響を受けたことがあるコンピュータの場合、データが残っている可能性があり ます。このような可能性が低い場合には、無視して構いません。

 

・DCO 未消去:隠し領域の一種である DCO に対して消去を行うことができなかった。HPA と同様、過 去に悪意のあるフリーソフトウェアの影響を受けたことがあるコンピュータの場合、データが残ってい る可能性があります。このような可能性が低い場合には、無視して構いません。

 

・ベリファイエラー:ベリファイとは、データ消去(無意味なデータによる上書き)の後のドライブの内 容を確認するための処理です。ベリファイエラーが発生した場合は、定められたパターン以外のデータ がみつかったことを表します。ハードウェアの問題や RAID コントローラの機能によりベリファイが失 敗することがあります。この場合は、もう一度消去作業をやり直してください。コンピュータの電源を 落とさずに続けてデータ消去をやり直した場合はライセンスは減りません。同じエラーが再現した場合 は、データが残っている可能性がありますが、この真偽は、ソフトウェアでは判断ができません。

 

・リマップセクター:リマップセクターにユーザーのデータが残っている存在する可能性があります。検 出されたリマップセクターの個数(レポート画面で確認可能)に応じて判断基準を設けてください。た とえばリマップセクターが数個ならば問題なしとみなす、など。

 

・書き込みエラー:OS やアプリケーションからアクセス可能な領域にユーザーのデータが残っている可 能性があります。もう一度消去作業をやり直してください。コンピュータの電源を落とさずに続けてデ ータ消去をやり直した場合はライセンスは減りません。同じエラーが再現した場合は、Blancco による 消去は難しいので別の方法を検討してください。

 

・デバイスは SSD です:対象のドライブが HDD ではなく SSD であることを表します。SSD は 「Blancco SSD Erasure」という消去方式(規格)を選択して消去することを推奨します。

006032 blancco

Last update: 2017/09/27

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