• RAIDの再同期(リビルド)速度を速めたい

アンサーID : 011990

Q

RAIDの再同期(リビルド)速度を速めたい

A

RAIDの再同期(リビルド)の完了までの速度を速めたい場合、

RAIDの再同期優先度を変更すると、

再同期速度を速める事が可能となります。

 

RAIDの再同期優先度とは、各 RAID グループ に対する

RAID リビルド、移行、スクラビング、同期、

の最低保証速度を指定する事が可能となります。

 

■サービス優先(再同期速度 最小)

NAS の動作と I/O を優先RAID 動作の

実行中でもNAS がスムーズに使えるようにします。

その代わり、RAID再同期の速度(優先度)が低下致します。

 

■ 再同期優先(再同期速度 最高)

RAID 動作が素早く実行されるようにしますが、

NAS のストレージ性能に影響があります。

※ファイルの読み書きや、アプリケーションの動作速度が低下致します。
 リビルド中にデータにアクセスなどを行う場合は、
 デフォルトの中速度のままご利用頂く事を推奨致します。

 

注記:実際の再同期速度は NAS の CPU 性能、現在の I/O 動作、ディスクタイプによって変わります。

 

[RAIDの再同期優先度設定方法]

再同期優先度は再同期中でも設定変更可能となります。

 

1.WebUI内のストレージ&スナップショットを起動します。

 

2.ストレージ&スナップショット内の右上の歯車マーク(グローバル設定)を開きます。

 

FAQ

 

3.開きますと、グローバル設定項目が出てきます。

 

キャプチャ

 

4.ストレージ内のRAID再同期優先度(リビルド、移行、スクラブ、同期)を

 確認します。

 

5.表内の優先度より、サービス優先(低速)・既定(中速度)・再同期優先(高速)を選択頂けます。

 

サービス優先(低速)・・システムはリビルド、移行、スクラビング、

           同期の速度を制限し、最適なサービス性能と品質を

           確保する為、RAIDを同期させます。

 

既定(中速度)・・・・・標準動作です。

 

再同期優先(高速)・・・システムは自動的にディスクの速度に応じて動作性能

           を最適化し、RAIDリビルド中のディスク障害が

           引き起こすデータ損失リスクを減らすよう短時間で

           重要なRAID動作を実行します。

 

 

FAQ2

 

6.設定が終わったら、適応を押下します。

 

FAQ1

 

011990 RAID raid ストレージ スナップショット グローバル設定 再同期優先度 優先 再同期 リビルド 移行 スクラブ 同期 歯車

Last update: 2021/12/02

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