ファームウェア5.1以降、Qtierを構成する際に
先にSSDのみでRAIDを構築後、HDD RAIDを追加して拡張すると
HDDの領域でプールオーバープロビジョンが
有効化される場合がございます。

本来、SSDの寿命を延ばすために一定の割合を
あらかじめ予約しておく機能ですが、
不具合によりHDDの領域を確保してしまいます。

そのため、Qtier構成のストレージプールを作成する際は
SSDとHDDを合わせて同時に高速ティアと大容量ティアを
作成いただくか、HDDであらかじめRAIDを作成後、
SSDのRAIDを追加してQtierとしていただくよう
お願いいたします。

また、すでにHDD側でオーバープロビジョン領域が
確保されてしまっている場合、
ストレージプールの管理メニューから
アクション>プール拡張にて
「オーバープロビジョンを減らす」の項目をチェック、
設定を無効化してください。