対象機種：
TS-x69Pro/L/U-RP/U-SP, TS-x70, SS/TS-x79Pro/U-RP

原因：
ファームウェアv4.0.xに実装されているSambaは、v3系ですが、このバージョンのSambaではドメインコントローラ機能が有効になりません。
この現象は、ファームウェアv4.0.xから、v4.1.1にアップデートした際に発生します。

対策：
ファームウェアを最新にアップデートして頂いたうえで初期セットアップを実行してください。
初期セットアップが困難な場合、下記手順でも対策を実施する事が可能ですが
下記手順の実行によりシステムファイルの破損の恐れがあるため
バックアップをお取り頂く事を強く推奨致します。

※本手順の実行により発生するいかなる事象につきましても責任を負いかねます事をご了承ください。

　　
　　
ローカルコンソール（ディスプレイとUSBキーボードが必要です）か、SSHやtelnetなどのコマンドコンソールで、下記コマンドを実施してください。
Sambaが4系にアップデートされ、ドメインコントローラの設定メニューが表示されます。

本トピックははLinuxコマンドをご理解されている方へ向けたトピックとなり、
コマンド操作の実施によるいかなる事象につきましても責任を負いかねます。
コマンド操作に関するご質問はお受けできかねます事をご了承ください。

# /etc/init.d/samba4.sh reinstall_samba keep

# /etc/init.d/thttpd.sh restart

備考：
本現象は、TS-x80Pro/U-RP, x53Pro, x51では発生しません。
また、ドメインコントローラ機能は、ARMベースのSOHOモデルには搭載されておりません。