マイグレーション機能をご利用の際、障害が発生した筺体と新しい筺体は同ファームウェアバージョン、同ビルド番号に合わせて頂くことを推奨しておりますが、障害が発生した筐体が起動しないなどで事前にファームウェアの更新ができない場合がございます。
　
古いファームウェアバージョンのまま、新しいファームウェアバージョンの筐体へHDDを移行した場合、WebUI右上のイベント通知にて、以下のような警告が表示されます。また、システムイベントログにも同じ警告が記録されます。
　
例：
The firmware versions of the system built-in flash (4.3.5 Build 20180928) and the hard drive (4.2.6 Build 20170905) are not consistent. It is recommended to update the firmware again for higher system stability.
　

　

　

　
この警告は、筐体側とハードディスク内にあるシステムのファームウェアバージョンが一致しないことで表示されますが、筐体側とハードディスク内にあるシステムのファームウェアバージョンが一致しないことで正常に動作しない可能性があるため、筐体側と同じファームウェアバージョン、同ビルド番号へ更新することをお勧めします。
　
自動でファームウェアの更新ができない場合は、手動でのファームウェア更新をお試しください。
　
■ファームウェアのアップデート方法が知りたい
https://www.forcemedia.co.jp/support/qa/qnap/001283.html
　
また、マイグレーションについては、以下のQ&Aも合せてご参照ください。
　
■NASの筐体が壊れてしまった時にHDD内のデータは消える？
https://www.forcemedia.co.jp/support/qa/qnap/001204.html