QNAPプロダクトカタログ_202401

14 QNAP仮想化ソリューション概要 VIRTUALIZATION TECHNOLOGIES Container Station NAS上でLXCとDockerのコンテナを動かすことができます。分離された複数のLinuxシス テムを運用したり、Docker Hubなどで提供されるコンテナアプリをインポートすることができま す。NASでIoTやAIのプラットフォームを短期間で構築することもできます。 https://www.qnap.com/solution/container_station/ja-jp/ Virtualization Station NAS上に複数の仮想マシン(VM)を作成して、Windows、LinuxなどのOSを実行すること ができます。各VMには、Webブラウザからリモートデスクトップのようにアクセスできます。VM のインポート/エクスポート、バックアップも容易で、VM環境の柔軟な運用管理が可能です。 https://www.qnap.com/ja-jp/software/virtualization-station HDPはハイパーバイザーのAPIと連 携して、仮想マシンのバックアップを増 分ブロック単位で行っています。 また、NASへの保存時にデータは重 複排除により利用量が削減されます。 仮想マシンをQNAP NASにバックアップする場合、いくつかの方法が あります。 ひとつは、Veeamのようなサードベンダー製バックアップソフトウェアをイ ンストールしたサーバーを経由してNASにバックアップする方法、ふたつ 目はQNAP無償アプリのHyper Data Protecto(r HDP)を使って直 接NASにバックアップする方法を例として挙げることができます。 https://www.qnap.com/ja-jp/software/hyper-data-protector 仮想マシン上のアプリケーションやデータベースのデータ整合性を意識したバックアップの取得、バックアップされたVM内から一部ファイル だけをリストアしたいなどの細かい機能要件がある場合はサードベンダー製のバックアップソフトウェアのご利用が必要なことがあります。 小規模なサーバー仮想化環境を構築したい、複数OSを使うための検証環境を構築したいなど、必ずしも多機能性や高速性を求められる訳ではありません。 そのようなケースにおいては、QNAP無償アプリのVirtualization Station利用もご検討ください。 仮想マシンのバックアップ方法 仮想化基盤にSSDが必要な理由 サーバを仮想化して統合することによりストレージに 対するI/O量も必然的に増えていくことになります。 低レイテンシーかつ高IOPSのSSDを適材適所 でご利用することをご検討ください。 NAS上で仮想マシンやコンテナを動かす 仮想化基盤は高速なAll Flash Array(SSD)で構成 ハイパーバイザー (ESXi/Hyper-V/etc) APP/DB OS VM APP/DB OS VM APP/DB OS VM CPU メモリ NW ハイパーバイザー (ESXi/Hyper-V/etc) APP/DB OS VM APP/DB OS VM APP/DB OS VM 高速処理が求められるVM 置き場であるデータストアは SSDで構成。 中速~低速アクセスで十分 なファイル置き場はHDDで構 成して、仮想マシンから直接 マウント NFS/iSCSI SMB SSD領域 HDD領域 HDP サードベンダー製 バックアップS/W

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=