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ホットスペア、エンクロージャスペアについて(設定方法含む)

RAIDに組み込まれているディスクに障害が発生した際に予備ディスクを使用して自動的にリビルドを開始する機能(ホットスペア及びエンクロージャスペア)を紹介します。
ホットスペアとエンクロージャスペアの違い
・ホットスペア
RAID構築時に空いているディスクを予備ディスクとして設定し、そのアレイ固有のスペアディスクとして設定します。
RAIDに組み込まれているディスクに障害が発生した際にホットスペアに設定されているディスクを使用してリビルドが自動的に開始されます。
同一筐体に複数のRAIDアレイが構築されている場合、このモードではあらかじめ組み込まれたアレイ以外のスペアとしては機能しません。
また、障害が発生したディスク交換後の正常なディスクは自動的にホットスペアとして設定されます。
・エンクロージャスペア
1筐体内(NAS, 拡張エンクロージャともに)に複数のRAIDアレイが構築されている場合、エンクロージャスペアを設定しておくと、同一筐体内であれば、どのアレイであっても、障害が発生した際に、エンクロージャスペアに設定されているディスクを使用してリビルドを開始します。
また、障害が発生したディスク交換後の正常なディスクは再度手動でエンクロージャスペアに設定する必要があります。
ホットスペア 設定方法
RAID構築画面にてホットスペアに設定するディスクを選択する
エンクロージャスペア設定方法
ストレージマネージャのディスク画面にて、アクションから
エンクロージャスペアを選択する
※ホットスペア、エンクロージャスペア共にスペアディスクとして
設定されたディスクは色が青色に変わります。
Last update: 2014/11/04