アンサーID : 000206
NASを再起動するとストレージプールが非アクティブになる
対象機種:
v4.0.x for SMB以上のファームウェアが搭載されたモデル(ストレージプールアーキテクチャ対応モデル)
原因:
RAID構成情報に含まれる搭載HDDの固有ID(WWN)と、実際に搭載されているHDDのWWNが異なっていることにより、再起動時にNASがこの不整合を解消するよう動作しますが、WWNの書き換えが出来ないため、起動後にストレージプールが非アクティブになってしまいます。
この現象は、別のNASで作成した設定情報のバックアップファイルを使用してリストアした場合などに発生します。
対策:
ローカルコンソール(ディスプレイとUSBキーボードが必要です)か、SSHやtelnetなどのコマンドコンソールで、下記コマンドを実施してください。
RAID構成情報が再作成され、実際に搭載されているHDDのWWNに書き換えられるので、不整合が修復されます。
コマンド操作の実施によるいかなる事象につきましても責任を負いかねます。
コマンド操作に関するご質問はお受けできかねます事をご了承ください。
# /etc/init.d/init_lvm.sh
備考:
本現象は、HOME/SOHOモデル(ストレージプールアーキテクチャ非対応)では発生しません。
Last update: 2014/08/01