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リセットボタンの長押しによる動作の違い(ファームウェア4.3.X以降)

背面のリセットボタンを押す長さによって2種類のリセット方法があります。
※リセットスイッチは非常に小さいため、クリップの先などで押して下さい。
ベーシックシステムリセット(3秒)
リセットボタンを3秒間押すと、ビープ音が聞こえます。
以下の設定はデフォルト値にリセットされます。
- システム管理者のパスワード:admin
- TCP/IP構成: IPアドレスをDHCPから自動的に取得します
- TCP/IP構成:ジャンボフレームを無効にします
- TCP/IP構成:ポートトランキングが有効になっている場合、ポートトランキングモードは「アクティブバックアップ (フェールオーバー)」にリセットされます
- システムポート: 8080 (システムサービスポート)
- セキュリティレベル:低(すべての接続を許可する)
- LCDパネルパスワード: (空欄)
※LCDパネルの付いたNASモデルのみ - VLANが無効になります
- サービスバインディング:すべての NAS サービスは、利用できるすべてのネットワークインターフェイス上で稼働します
アドバンスドシステムリセット(10秒から15秒)
リセットボタンを10秒から15秒ほど押し続けると、2回ビープ音が聞こえます。
NASはユーザー、ユーザーグループ、ネットワーク共有フォルダなど、以前作成した設定内容は消去され工場出荷時のデフォルト状態にリセットされますが、データは消えません。
以下の手順で共有フォルダを作成する事で再度データへアクセスできるようになります。
共有フォルダの復元手順
Last update: 2017/09/27