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アイノード別バイト数について
ストレージプール内にボリュームを作成する際に、アイノード別バイト数を設定する事によって、作成可能なボリュームの最大容量、ボリューム内に保存できるファイル/フォルダの最大数が決定致します。
アイノードバイト数は後から変更できず、変更する場合はボリュームを再作成する必要があります
※巨大なボリュームを構成した場合でも、大量のファイル・フォルダを格納した場合、アイノードが枯渇しファイルが保存できない場合があります(空き容量があっても容量不足のエラーが発生します)
※アイノードバイト数を増やすとボリュームの最大容量は増加しますが、保存できるファイル・フォルダは減少します。
※QTSのファームウェアバージョンによりファイル/ディレクトリの最大数が変わるといったことはございません。
アイノード別バイト数は、Linux ext4システムの標準式を用いた数値となっております。
下記の式にて最大ファイルまたは最大ディレクトリ数を算出する事が可能です。
「GB単位のボリュームサイズ」× 1024 × 1024 /「iノードあたりのバイト数」=ファイル/フォルダーの最大数
TBの場合は、単位変換が必要となります。
Last update: 2018/07/09