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[HBS3]ドメイン環境下でのQTSとQuTS heroシステム間のアクセス権の移行

NASがADまたはLDAPに参加した場合の、QTSとQuTS heroシステム間のフォルダー許可の移行方法についてご案内致します。
- 両方のNASがWindows ADまたはLDAP.に参加していなければなりません。
「コントロールパネル」 > 「権限」 > 「ドメインセキュリティ」に進みます。
[AD認証 (ドメインメンバー)] または [LDAP認証] を選択します。<image> - NAS共有フォルダーが作成され、同じフォルダー許可が割り当てられていることを確認してください。(ドメインユーザー)
- [コントロールパネル]> [共有フォルダー]に進みます。
- 移行する共有フォルダーを選択します。
- 共有フォルダーの許可を編集するために
をクリックします。(ドメインユーザー)
- 移行する許可を選択します。以下の設定に従います。
拡張フォルダー許可 (POSIX) を有効にする: NASフォルダー許可
Windows ACLサポート (NT): を有効にします: Windowsフォルダー許可
(QTSだけに設定)
[コントロールパネル] > [権限] > [共有フォルダー] > [詳細権限] に進みます。 - HBS3ジョブを作成します。
- ACLと拡張属性を選択します。
- ファイルとフォルダーの許可が移行されます。
Active DirectoryまたはLDAPに参加したQTSからQuTS heroへの一般配置
QTSは次の許可が必要です。
- 拡張フォルダー許可 (POSIX):NASフォルダへのアクセス権の許可
- Windows ACLサポート (NT): Windowsフォルダへのアクセス権の許可
- O : 移行されたユーザー権限
- X : 移行されないユーザー許可
たとえば、QTSの設定がQuTS heroとの同期の前にPOSIX ACLとNT ACLを有効にしている場合、競合が発生する可能性があり、規定によりHBS3はNT ACLだけを移行します。
Last update: 2021/07/15