ストレージプールとは、SMBモデルのファームウェア4.xから搭載されている機能で、ストレージプールの中にRAIDやボリュームを複数構築するなど、非常に柔軟で拡張性の高い運用を提供するストレージアーキテクチャです。

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従来のストレージアーキテクチャでは、物理RAID上に最大サイズで論理ボリューム（LV）を構成、その直上に共有フォルダを作成するというものでしたが、本アーキテクチャでは、物理RAIDと論理ボリューム（LV）の間に、「ストレージプール」レイヤを追加することにより、格段の柔軟性を得ることが出来ました。

「ストレージプール」は、一つまたは複数の物理RAIDから構成することが可能で、単一の物理RAIDによらない堅牢性の確保や、最大容量の制限を受けないといったメリットを得る一方、ストレージプール上には複数または単一の論理ボリューム（LV）を作成することが可能となり、一つの物理RAID上で目的別にLVを分けたり、複数の物理RAIDにまたがった広大なLVを作成することが可能になりました。

※NASに搭載されているメモリ容量により、LVの最大容量に制限を受けることがあります。