• [HBS3]データ、及びアクセス権の移行方法(QTSの場合)

アンサーID : 011481

Q

[HBS3]データ、及びアクセス権の移行方法(QTSの場合)

A

 
QNAP NASから、QNAP NASへの
データ、及びアクセス権の移行方法についてご案内致します。
 
 
 image006
 
 
[前提条件] 

①移行元、移行先のNASの、ユーザーが同一状態である必要があります。
 
 ・ローカルユーザーを使用している場合
 →双方のNASには同一ユーザーが、同一順序で並んでおり
  UIDも同一でなければなりません。
  コントロールパネル > 権限設定 > ユーザー にて、
  移行元 NAS のユーザー名、順序を確認してください。
 
 
 キャプチャ1
 (FW5.0.1の場合)
 

  ■ローカルユーザー情報をインポートしたい
 
  ■SSHでのユーザーUIDの確認
 
 
  移行先 NAS へ、移行元 NAS と同一ユーザー名を
  同一UID、同一順序にて作成します。

 
 

 ・ドメインユーザーを使用している場合
  同じドメインコントローラと連携しているか、
  コントロールパネル > 権限設定 > ドメインコントローラ
  > ドメインコントローラ にて、ご確認ください。

 
 
  ドメインコントローラ
 
 
 
②移行元、及び移行先 NASの共有フォルダーにつきましても、
 第一階層のフォルダーが同一状態である必要があります。

 コントロールパネル  > 権限設定 > 共有フォルダー にて、
 移行元 NAS のフォルダー名、権限設定を確認し、
 移行先 NAS へ、同一フォルダー名、同一権限にて、
 第一階層の共有フォルダーのみ作成します。
 ※第二階層を含む下階層は同期をすることで移行されます
 
 
 共有フォルダー権限の編集
 
 
③移行元、移行先の [高度な許可] 設定が同じである必要があります。
 コントロールパネル > 権限設定 > 共有フォルダー
 > 高度な許可 にて、移行元、移行先 NAS の設定を確認します。
 [高度な許可] 設定による権限移行の可否は、下記図を参照ください。
 
  ・拡張フォルダー許可 (POSIX) を有効にする
 →Web UIからフォルダのアクセス権を設定することができます。
 
 ・Windows ACLサポート (NT)を有効する
 →Windowsのエクスプローラからアクセス権を設定することができます。 
 (この設定はQTSのみで設定可能)
 
 
 キャプチャ1
 
 
 
[データ及び権限移行方法]
①HBS3にて、一方向同期ジョブ作成時、ルール > ポリシー にて、
 「ACLと拡張属性を複製する」を有効にします。
 
 
 キャプチャ2
 
 
 WindowsACL
 
 
 ■[HBS3] ローカルからリモートへ同期する手順(一方向同期)
 
 
②一方向同期ジョブ作成完了後、同期を実行。
 同期完了後、共有フォルダーの権限設定や、第二階層を含む下階層の
 フォルダーが移行されているかご確認ください。
 
 

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Last update: 2021/07/16

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