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福神商事株式会社

ペーパーレス化促進、遠隔地からの文書アクセスのために QNAP Turbo NAS でドキュメントファイルを集約

プロフィール

福神商事株式会社

福神商事株式会社 (以下、福神商事) は、不動産賃貸事業を営む企業として1977年に設立しました。1996年にアミューズメント事業を開始し、現在は関東および九州の一都六県にパチンコ店を12店舗展開しています。売上高や店舗数などの規模の拡大ではなく、お客様へのサービスの向上に主眼を置き、お客様と共にあり続ける「1000年企業」になることを使命としています。福神商事は「1000年企業」の実現のため、アミューズメントを軸とした文化の提案と創造を目指しています。

 

導入までの背景

福神商事では、各店舗の日報や各種の契約書、請求書などがファイリングされキャビネット管理されていますが、保管スペースの問題などから2016年の初めにペーパーレス化の方針が出されました。

当初は文書管理ソフトの導入を検討し、販売店にも製品を紹介してもらいましたが、運用ルールをきちんと定めなければ宝の持ち腐れになってしまうことが分かり、すぐの導入は行わず、時間をかけて検討することにしました。
一方、社内で運用しているWindowsサーバーが導入から7年を経過しているため、NASへのマイグレーションを行い、共有フォルダーを利用したドキュメント管理の実施を決定しました。

QNAPを選んだ理由

インターネットサイトなどでNAS製品を調べる中でQNAPを知りました。さまざまなアプリを無料で使えること、IT知識がなくても管理がしやすそうなこと、セキュリティ対策がしっかりしていそうなことなどが印象に残りました。それらの機能を考えると、他社の製品はパッとしませんでした。その後、フォースメディアが主催するセミナーにも参加して、製品の理解も深まりました。

実際の製品導入にあたっては、機能面だけでなく実環境での動作検証も重要でした。販売店である株式会社オービックオフィスオートメーションの協力により、評価機貸し出しおよび検証に問題がなかった際に購入を行うトライ&バイ を特別に実施できるよう調整することができました。

動作検証では、既存ファイルの移行、アクセス権管理、店舗からのリモートアクセス、モバイルアプリを使用してのスマホからのアクセスなどを実施、すべての項目で要件を満たす結果となりました。検証に参加した社員からは、アミューズメント事業部が導入しているクラウドストレージサービスよりレスポンスがよく使いやすいという評価も得られました。

NAS製品の操作は初めてでしたが、分かりやすい設定画面で感覚的に操作できました。分からない点はフォースメディアのカスタマーセンターに電話で問い合わせて操作方法をガイドして頂きました。

 

導入後の効果と今後の展開予定

福神商事株式会社 集合写真トライ&バイプログラムのおかげで動作検証の段階でデータ移行を開始できたため、導入はスムーズに進みました。個人PCのデータの移行や紙ベースの書類の電子データ化も徐々に進み、NASへのデータ集約とそれによるデータアクセス性の向上が図られました。

今後の格納データの増大に対しても、QNAPなら大容量HDDへの入れ替えや拡張エンクロージャーの追加で簡単に容量を増やせるので安心です。

現在契約中のクラウドストレージサービスは、意外にコストがかかっているうえ容量制限もあります。1年使い続けたらNASが購入できるレベルのため、これを解約して、QNAP製品を追加導入する計画です。複数台のNASを導入すれば、NAS間での相互のバックアップを行うこともできるので、より柔軟な運用が可能になると期待しています。

ドキュメント管理ソフトの導入は2-3年かけて検討する予定ですが、運用ルールが定まればQNAP上でドキュメント管理ができそうなので、過剰な投資を抑制できると見込んでいます。


※ トライ&バイ

新品の機器貸し出しにより、購入前の動作検証ができるプログラムです。通常の評価機貸し出しと異なり、検証がうまくいけばその機器をそのまま購入、うまくいかなければ返却することができます。
フォースメディアは顧客の要望に合わせて、さまざまなご提案を致します。