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QSA-21-60

要約
本内容はQNAPが発表したセキュリティアドバイザリ QSA-21-60の弊社による参考訳です。
原文との間で内容に差異がある場合は、原文の内容が優先されます。
  • リリース日 : 2022年1月13日
  • セキュリティID : QSA-21-60
  • 重大度 :中
  • CVE識別子 : CVE-2021-38677 | CVE-2021-38678
  • 影響を受ける製品：QcalAgentを実行しているQNAP NAS
  • ステータス：解決済

　　

概要

クロスサイトスクリプティング（XSS）の脆弱性とオープンリダイレクトの脆弱性が、QcalAgentを実行しているQNAP NASに影響を与えることが報告されています。この脆弱性が悪用されると、攻撃者は悪意のあるコードを挿入し、マルウェアを含む信頼できないサイトにユーザーをリダイレクトする可能性があります。

 

これらの脆弱性は、次のバージョンのQcalAgentですでに修正されています。

 

  • QcalAgent 1.1.7 以降

　　

勧告

この脆弱性を修正するには、QcalAgentを最新バージョンに更新することをお勧めします。

　　


QcalAgentの更新

  1. 管理者としてQTSまたはQuTS heroにログオンします。
  2. App Centerを開き、をクリックします。
    検索ボックスが表示されます。
  3. 「QcalAgent」と入力し、Enterキーを押します。
    QcalAgentが検索結果に表示されます。
  4. [更新]をクリックします。
    確認メッセージが表示されます。
    注：アプリケーションがすでに最新の場合、[更新]ボタンは使用できません。
  5. [OK]をクリックします。
    アプリケーションが更新されます。




謝辞：セキュリティ研究者のTony Martin

改訂履歴： V1.0（2022年1月13日）-公開