アンサーID : 011246

Q

HDDで障害が発生した場合の対処法

A

HDDで障害が発生した場合、交換が必要か下記手順でご確認ください。

 

データのバックアップを取得しているかも確認ください。

RAID構成によってデータが破損、喪失する危険性もあります。

 

 

①RAID構成、ストレージプール、ボリュームの確認

RAID構成とストレージプール・ボリュームの状態を確認します。

 

 1.RAID構成の確認

 冗長性のあるRAID構成か確認します。

 JVOD、RAID0は冗長性がございません。
 また、RAIDレベルによって何台のHDDまで冗長性が保てるかが変わって参ります。

 

 2.ストレージプール・ボリュームのステータスを確認

 NAS管理画面のコントロールパネル > ストレージ&スナップショット > ストレージ/スナップショットから確認できます。

 

 例)正常動作の場合 ストレージプール:準備完了、DataVol:準備完了

  HDDで障害が発生した場合の対処法

 

 ※ストレージプールのステータスがエラー(非アクティブ)となり、

  ディスクが良好の場合の対処法はこちら

 

 

 

②HDDの状況確認

HDDの状況は、NAS管理画面のコントロールパネル > ストレージ&スナップショット > ディスク(ディスク/VJBOD)から確認できます。

 

【未認識となった場合】

  冗長性のあるRAID構成の場合は、NASが起動している状態で、HDDの抜き差しを行って改善があるか御確認ください。

 HDDの抜き差しで改善ない場合は、HDD交換が必要です。

 

 

【要約エラー(異常)となった場合】

 HDD交換が必要です。

 

 

【要約警告となった場合】

 HDDの要約が警告となっている場合、NASのS.M.A.R.T.値を確認ください。

 

 S.M.A.R.T.値の確認方法と対処法はこちら

 ※ファームウェアによって表記が異なる場合がございます。

  例)ストレージマネージャー が ストレージ&スナップショット 等

 

 

【ログ上でHDDに対して警告・エラーが出ているが、良好となる場合】

 潜在的にHDDで障害が発生している可能性があります。

 警告、エラーが発生しているHDDに対して下記を実施し、確認ください。

 

 ・ブロックスキャン

 ・S.M.A.R.T.完全テスト

 

 ※ファームウェアによって表記が異なる場合がございます。

  例)ストレージマネージャー が ストレージ&スナップショット 等

 

 

 

HDD交換が必要となる場合は、下記項目を記載の上、

弊社サポート窓口までお問い合わせ下さい。

https://www.forcemedia.co.jp/support/

————————————-

・NASのファームウェアバージョン

 例)ファームウェアバージョン 4.5.3.1652 Build 20210428

・RAID構成

 例)HDD1-4でRAID5 等

・ストレージプール・ボリュームのステータス

・HDD何番で警告となっているか(要約、スマート値の含む)

・データのバックアップの取得の有無

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HDDを交換しても再構築(リビルド)が始まらない場合の対処法はこちら

 

011246 HDD ディスク 障害 交換 対処 方法 対処方法 対処法 エラー 異常 スマート スマート値 SMART SMART値 S.M.A.R.T.情報 未認識 ストレージプール ボリューム RAID RAID構成 ストレージ データ 警告

Last update: 2021/05/18

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