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TL-R1620Sdc

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エンタープライズクラスのデュアルコントローラーSAS 12Gb/sストレージ拡張エンクロージャー


TL-R1620Sdc フロント TL-R1620Sdc リア

 
デュアルコントローラー、OLEDインジケーター、浅い奥行きのラックマウント設計の3U 16ベイ TL-R1620Sdc SAS 12Gb/sストレージ拡張エンクロージャーは、デュアルコントローラーQNAP NASのストレージ容量を拡張するのに理想的です。両方のコントローラーは3つのMini-SAS HD (SFF-8644)ポートを装備、12Gbps SASおよびBroadcom SAS DataBolt帯域幅最適化テクノロジーに対応します。デュアルパス mini-SAS 設計で接続すれば、外部JBODケーブルが外れた場合でも、運用を続けることができます。最大7ユニットの TL-R1620Sdc は高速Mini-SAS HDケーブル経由でデイジーチェーン接続が可能であり、ファイルサーバー、仮想化、監視、中規模データセンター、マルチメディアなどの用途において、拡張性と高信頼性を備えたミッションクリティカルなストレージを実現します。


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デュアルコントローラーQNAP NASのストレージ容量を柔軟かつ経済的にペタバイトレベルまで拡張することが可能です。
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冗長型電源装備のデュアルパスmini-SAS設計で、システム信頼性が強化されています。
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QNAPデュアルコントローラーNASはJBOD接続検出が可能で、消失保護モードに入るとデータ損傷を回避することができます。
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DataBolt帯域幅最適化によって、2つの6Gb/s接続を束ねて12Gb/sデータストリームとし、既存の6Gb/sインフラストラクチャーを用いて、より高速な転送が実現します。
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ホストNASのStorage Managerによって接続された TL-R1620Sdc のストレージ空間の管理および設定が行えます。
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奥行きの短い省スペースなデザインなので小型のキャビネットやケーブルの多い場所にも簡単に収まります。

デュアルコントローラー、デュアルパス設計による耐障害性

TL-R1620SdcをデュアルコントローラーQNAP NASに接続し、冗長性クロスループ構成を生成することで、拡張ユニットがベースNASへの冗長性パス、JBOD接続間での保護を備えることができます。TL-R1620Sdcへのパスが切断された場合、他の拡張ユニットがベースNASとのデータ転送を継続できます。これは、企業のミッションクリティカルなタスクを中断することなく、マシン間のデータ保護と容量の拡張性に不可欠です。

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最大7つの拡張ユニットでペタバイトレベルのストレージ容量を実現

ベースNASにはQES 2.1.1 (またはそれ以降)、さらにMini-SAS HD (SAS 12Gb/s SFF-8644)、Mini-SAS (SAS 6Gb/s SFF-8088)ポートまたは PCIeベースSAS拡張カードが必要です。

QNAP NASモデル
QESオペレーティングシステム搭載の
デュアルコントローラーNAS
TL-R1620Sdc の最大接続数 7
ストレージプールあたりの RAID グループの最大数 128
最大ストレージプールサイズ 1 PB
NASシステム毎のストレージプール最大数 128
フレキシブルボリュームの最大容量 1 PB
iSCSI LUNの最大容量 1 PB


高効率性、高信頼性、高拡張性

TL-R1620Sdcの電源には、低消費電力28nm SAS35x28R SAS Expanderが利用され、12/6 Gb/s SAS/SATAドライブに対応します。両方のコントローラーは3つのMini-SAS HD (SFF-8644)ポートを備え、各SASワイドポートは4つの SAS 12Gb/s チャンネルを束ねて最大48Gbpsの帯域幅を実現します。
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デュアルコントローラー:JBOD HA保護
マルチパス保護:あり
性能:48Gbps
(2本のmini-SASケーブル (SFF-8644 ~ SFF-8644) がパッケージに同梱されています。JBOD接続の各種方法に基づいたケーブルの別途購入が必要です。)


SAS DataBoltテクノロジー対応で、既存の 6Gb/sインフラストラクチャーを使って、12Gb/s の速度を実現

Broadcom SAS DataBolt 帯域幅最適化テクノロジー搭載の TL-R1620Sdc は、インテリジェントなデータバッファを装備、ホストNASの性能に合わせた速度でドライブにデータを転送します。TL-R1620Sdcの使用するドライブが12Gb/sと 6Gb/sのいずれでも、NASホストはデータをTL-R1620Sdcに12Gb/sで送信、既存の6Gb/sインフラストラクチャーを使って、12Gb/sの速度のメリットを得られます。

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ストレージ管理

TL-R1620SdcをデュアルコントローラーQNAP NASを接続して、電源を入れるだけです。NAS は新しく取り付けたローカルドライブとして、TL-R1620Sdc のドライブを検出します。ホストNAS上のStorage Managerアプリによって、RAIDグループ、ストレージプール、スナップショットを設定することで、TL-R1620Sdcのストレージ空間の設定および管理が行えます。また、TL-R1620Sdc はホストNASのストレージボリュームとして設定可能で、NASストレージを容易に拡張して大型データやバックアップファイルを保存できます。
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6Gbps SAS ~ SATAドライブアダプターを利用することにより、2.5インチ SATA SSDをインストールすることが可能

SATA 6Gb/s SSDは高性能ながらもお手頃価格のストレージを提供しますが、デュアルポート未対応だとデュアルコントローラー環境には不向きです。QDA-SA2アダプターにより、3.5インチSASドライブベイにSATA 6Gb/s ドライブが利用可能で、コスト効率の良いSATAドライブ利用でのストレージ容量拡張性が実現します。QDA-SA2装備のSATAドライブをデュアルコントローラー TL-R1620Sdcにインストールすることで、SATAドライブはそのSASデュアルポートを活用でき、高可用性と耐障害性を備えたエンタープライズクラスのストレージ環境を構築することが可能です。
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OLEDディスプレイでシステム状態を表示

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浅い奥行き設計および冗長型電源のため、標準サーバーラックまたは小型AVキャビネットへのインストールが可能

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3Uラックマウント:131 (H) x 482 (W) x 425 (D) mm