QGD-1600P
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仮想マシンとコンテナを実行可能なPoEマネージドスイッチ
QGD-1600Pは、QTSオペレーティングシステムを搭載し、仮想マシンおよびコンテナを実行可能なPoEマネージドスイッチで、QTSの持つNASと仮想化の機能、60W PoE++に対応するギガビットスイッチポート、インテリジェントなレイヤー2およびPoE管理機能の組み合わせにより、IP監視 (VMS、NVR)、ネットワークセキュリティ (UTM)、ストレージ、ワイヤレスLAN管理などをワンボックスで展開することができます。QGD-1600P導入によりエッジデバイス全体の集中管理が可能になり、スマートネットワーク展開を行う企業のデジタルトランスフォーメーションを推進します。
QNAP QGD-1600P
QGD-1600Pは、NVR、ルーター、APコントローラー機能を有効にするハイブリッドPoEスイッチ/NASです。このモデルには、すべてのSMBネットワーク環境を満たす、さまざまなソフトウェアが事前にインストールされています。PoEスイッチは、エッジデバイスをインテリジェントにすることで、企業がデジタルトランスフォーメーションを行えるように支援します。
高PoE能力、最大60W
QGD-1600Pは、最新のIEEE 802.3bt PoE++とIEEE 802.3at PoE+規格に準拠しており、4ポート 60W、12ポート 30W のギガビットPoE提供しています。QGD-1600Pは、IPカメラ、ワイヤレスAP、IP電話、LEDライト、電子署名など、多くの高パワーデバイス (PD)の需要を満たす合計370ワットの電力を供給できます。
効率的で集中的なPD管理のためのインテリジェントなPoE機能
QGD-1600Pは、スケジュール設定、電源供給の優先順位付け、電源の有効化や無効化など、インテリジェントなPoE管理機能に対応しています。PDのリアルタイムネットワーク接続ステータスや電源消費情報を取得でき、エネルギー節約のPoEネットワークを推進するのと同時にPDを設定でできます。
総合的なレイヤー2管理機能
QGD-1600Pは、VLAN、LACP、LLDPなどの包括的なレイヤー2管理機能を提供します。このため、IPグループ化や帯域幅管理からネットワークを効率的に制御できます。また、QGD-1600Pには、IGMP Snooping、静的MAC、QoS、Wake-on-LANなどの強力なセキュリティ機能を備えています。単純なネットワーク環境と簡単な展開に適しています。
ポート管理
- ポートステータス
- ポート統計
- ポート設定
- Jumboフレーム
- IEEE 802.3xフロー制御
- スピードと双方向モードの自動ネゴシエーション
VLAN
- VLAN設定
- ポートベースのプライベートVLAN
- IEEE 802.1QベースのVLAN
ポートトランキング
- ポートとランキング
- LACPグループ
QoS
- 帯域幅制御
- トラフィック分類
IGMP
- IGMP Snooping v2/v3
セキュリティ
- アクセスコントロールリスト (ACL) : IPアドレスによるACL、MACによるACL
- 静的MACアドレス
- レート制限
管理
- リンクレイヤー検出プロトコル (LLDP) : LLDPリモートデバイス
- インターフェイスWeb UI、Telnet、コマンドラインインターフェイス (CLI)
- SNTP、DNS、DHCPクライアントエントリー
高度なアプリケーション
- ポートマイニング
- ブロードキャストループを避けるためのループ保護
- Wake-on-LAN
スイッチ & NASのデュアルシステム。最適なパフォーマンスを実現
QGD-1600Pは、デュアルシステムデザイン、マルチポート機能と拡張可能アーキテクチャを採用しており、パフォーマンスとアプリケーションの多様化におけるビジネスニーズを満たすための最適な伝送と柔軟性を実現しています。
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4 x 1GbE 802.3bt PoE++ポート
ポートごとに最大60Wを供給し、LEDライト、電子署名、PTZ IPカメラなどの高パワーデバイス (PD) の需要を満たします。
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12 x 1GbE802.3at PoE+ポート
ポートごとに最大30Wを供給し、ワイヤレスAPやIP電話などのパワーデバイス (PD) の需要を満たします。
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2 x 1GbE802.3at PoE+/SFPコンボポート
12 802.3at PoE+ポートには、ネットワークデバイスの展開を柔軟にするための2 RJ-45/SFPコンボポートが含まれます。
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RJ45ホストインターフェイスポート
IT管理者は、独立したホストインターフェイスからQTSシステムにログインして、動作を中断させることなくスイッチの管理を行うことができます。
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LCDモニターとコントロールボタン
LCDモニターでは、スイッチとQTSシステムのリアルタイムIPとファームウェア情報が表示されます。これにより、ネットワークステータスを理解しやすくなります。コントロールボタンでは、システムの直接設定や再起動を行うことができます。
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HDMI 2.0ポート
QGDは、リアルタイム監視ビデオを直接表示するためにHDMI 2.0ポートから外部モニターに接続できます。
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複数のUSB 2.0および3.0ポート
2つのUSB 2.0ポートおよび1つのUSB 3.0ポートにより、外部ハードドライブ、プリンター、UPSへの接続が可能になります。
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Intel Celeron プロセッサー
高パフォーマンスのIntel Celeron J4115 クアッドコア 1.8 GHz プロセッサー (最大バースト2.5 GHz)
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2 x 2.5” SATA 6Gb/s SSD/HDDポート
内蔵の 2 x 2.5” SATA SSD/HDDスロットは、アプリケーションデータのための安全なストレージ容量を提供します。
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2 x PCIe Gen.2 拡張スロット
アプリケーションのポテンシャルを上げるための10GbEネットワークカード、QM2、USB 3.1 Gen.2 (10Gbps)カード、ワイヤレスアダプターなどを搭載できます。
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DDR4 メモリー
最大8 GBのDDR4デュアルチャネル SODIMMメモリーモジュールをサポート。
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システムファン
システム温度を監視し、状況に応じてファン速度を自動的に調整。
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電源装置
418Wの電源により、継続的なシステムのアップタイムを実現。
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独立したQSS/QTSリセットボタンおよびLEDインジケーター
独立したリセットボタンからスイッチとQTSを別々にリセットできます。これにより、QTSをリセットする際にQTS上のVM動作PoE電源を安定させることや、QSSをリセットする際にQTS上のVMの動作を継続させることができます。また、QTS/QSSシステム、ハードドライブ、PoEとシステムファンのステータスをLEDインジケーターから簡単に表示できます。
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独立したQTSホスト電源ボタン
独立したQTSホスト電源ボタンからQTSをシャットダウンさせる際でも、スイッチは依然としてLANネットワークでのデータ伝送を行うことができ、QTSのステータスに影響を受けずに動作を中断しないようにできます。
VMサポート付きの初のPoEスイッチ
QGD-1600Pは、VM、コンテナー、その他クラウドアプリケーションにおいてQTSオペレーティングシステムが組み込まれている世界初のPoEスイッチで、幅広いネットワークおよびストレージソリューションを実現します。QVR Pro、VJBOD、その他幅広いストレージアプリケーションに加え、QTS App Centerは、MikroTik RouterOS、OpenWrt、pfSense、およびUbiquiti UniFiといった多くのオープンソースソフトウェアアプリケーションを実行するためのVMにも対応しています。パブリッククラウドサービスを統合したQGD-1600Pは、IP監視、ストレージ拡張、ネットワークセキュリティ、ワイヤレスLAN管理における、さまざまなアプリケーションのニーズを満たします。QGD-1600PデュアルCPUデザインにより、QSS(QNAPスイッチシステム)やQTSのネットワーク管理インターフェイスを独立して実行できるようになります。QGD-1600Pは、ユーザーフレンドリーなWebインターフェイスQuNetSwitchを提供し、SMBの柔軟かつ安全なITインフラストラクチャの展開を支援します。
QTSとQSSは、互いに干渉することなく独立して動作し、継続的な動作が可能です。QTSとQSSは、互いに干渉することなく独立して動作し、継続的な動作が可能です。たとえば、QTSを再起動する際、QSS PoE電源装置は中断されません。QSSを再起動する際でも、QTS上のVMは動作し続けます。
QGD-1600P および QVR Pro
ワンストップIP監視システムを生み出す
QGD-1600Pは、QNAPの新しい監視ソフトウェアサービスQVR Proでシームレスに動作し、最もコスト効率の良いワンストップIP監視システムの構築を支援します。QGD-1600PはPoE、NVR、NASストレージ機能を統合することで、監視展開、集中管理、ビデオ録画、計算を行うための要件を満たすと同時に、監視ネットワークインフラストラクチャを大幅に簡素化します。QGD-1600Pは、ONVIF規格の高パワーデバイスの異なるブランドに4ポート60ワット、12ポート30ワット、ギガビットPoEを提供します。QVR Pro Surveillance Suiteにより、IT管理者はカメラの管理、ビデオの再生、記録タスクのフェールオーバー、モバイルアプリの管理を簡単に行うことができます。QGD-1600Pには、リアルタイムの監視ビデオの監視を行うための外部モニター接続に使用するHDMI出力が装備されています。
QGD-1600P + VJBOD : 高度にスケーラブルなストレージソリューション
QGD-1600Pは、2つのSATAドライブおよび、信頼できるパフォーマンスを提供するためのPCIe、USB、SAS拡張カードおよびRAID拡張エンクロージャ (TR-004U) などのその他ハードウェアベースのストレージ拡張アクセサリーに対応しています。また、QNAP VJBODからQGD-1600Pのストレージ容量を拡張できます。VJBODでは、iSCSI LUNとしてリモートQNAP NASからストレージ容量をすぐに割り当てでき、ストレージプールの作成、スナップショットの撮影、スナップショットからのクローンの作成、またはメディアライブラリでのマルチメディアファイルのインデックス化をQGD-1600Pで行うことができます。物理ユニットとVJBODの拡張機能を利用し、ストレージを最大限に活用して、ボリュームデータストレージとバックアップニーズを満たします。
QGD-1600P : 統合仮想ルーターと仮想ファイアウォールでセキュリティを向上
QGD-1600Pは、MikroTik RouterOSとOpenWrtをインストールすることで、仮想ルーターや仮想ファイアウォールソフトウェアから、ファイアウォール付きのセキュリティルーターへと簡単に変身できます。エンタープライズネットワークデータ伝送を保護しながら、レイヤー3ルーティング機能を設定し、本社と支社の間にサイトツーサイトのVPNトンネルを作成することができます。仮想ファイアウォールソフトウェアpfSenseでは、エンタープライズがローカルネットワークを分けたり、保護したりし、複数のセキュリティポリシーを適用できるように支援します。
QGD-1600P : UniFi APでワイヤレスAPコントローラーを作成
QGD-1600Pは、さまざまなタイプの高パワーPoEワイヤレスAP用の4ポート60W、12ポート30WのギガビットPoEを提供します。QGD-1600PはPoEワイヤレスAPとUbiquitiワイヤレスLAN管理ソフトウェアUniFiに対応するためにPoEおよびVMテクノロジーを採用し、ハードウェアベースおよびソフトウェアベースのワイヤレスAPコントローラーになります。QGD-1600PはワイヤレスAPでのデータ伝送とPoE管理を実現するだけでなく、オフィス、ホテル、小売店、またはその他中小企業ネットワークにおける有線および無線ネットワークデバイスの集中管理も実現し、大幅にネットワーク環境の効率を向上し、コストを節約します。
QuNetSwitch : ユーザーフレンドリーなスイッチ管理ソフトウェア
QNAPスイッチシステム(QSS)に加えQGD-1600Pは、ユーザーフレンドリーなWebインターフェイスネットワーク管理ソフトウェアアプリケーションのQuNetSwitch(QTS)も提供しています。これにより、IT管理者はレイヤー2管理やPoEネットワーク効率的に制御できます。また、概要ダッシュボードやグラフィカル統計分析領域では、スイッチやPDについての全情報を一目でわかるように表示し、管理者がパワーデバイスの集中管理を直感的で簡単にできるようにします。
概要ダッシュボード
スイッチCPU使用率、PoE電源消費、ポートステータスについてのリアルタイム情報を表示します。
ポート管理
ポートステース、ポートパケット統計を表示し、ポート速度を設定します。
PoE管理
PoEスケジュール設定、PoE電源優先順位付け、PoEの有効化と無効化を管理します。