QHORA--322
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次世代3ポート10GbE SD-WAN ルーターが、NASおよびIoT環境における安全なネットワーキング体験を提供


QHORA-322は、3 x 10GbEおよび6 x 2.5GbEポートによる高速接続が可能で、また企業クラスのメッシュ VPNネットワーキングも提供します。QuWAN Orchestratorを通して、クラウド経由のマルチサイトLAN環境が実現でき、ソフトウェアで完全に制御されたルーティングによる次世代ネットワークが構築可能です。ビジネスにおいて安全なリモートバックアップを実行するため、QHORA-322 をQNAP NASと併用するよう、強くお勧めいたします。QuWANを通して Hybrid Backup Sync を使用することで、安全に暗号化されたネットワークを介して、多数のNAS間におけるファイルやスナップショットファイルの転送が行えます。また、セキュリティを強化するため、QHORA-322 の後ろにあるNAS (QNAPまたはその他)に直接接続することで、攻撃を回避できます。
柔軟性の高いソフトウェアルーティング設定
WAN/LAN 展開
メッシュVPN
企業クラスのVPN
直感的に使用できる管理インターフェース
QHORA-322はQuRouter OSを使用して、使いやすいウェブベースのGUIを提供し、日々のネットワーク管理タスクを支援します。シンプルな初期設定
超越した有線ネットワーク性能
QHORA-322は3つの10GbEポート (10G/ 5G/ 2.5G/ 1G/ 100Mと互換)および6つの2.5GbEポート (2.5G/ 1G/ 100Mと互換)を装備しており、超高速の有線ネットワーク性能を実現します。
注記:デフォルトのモードでは、左端のポートはWANで、各ネットワークポートは独立しています。ポートを同一セグメントに設定するには、QuRouter OSを使って構成します。
WAN/LAN の柔軟な展開
次世代ルーターとして、QHORA-322 の各ポートは柔軟に高速LAN/WAN展開を実現します。
様々な使用環境に対応する有線ネットワーク展開
お使いのNAS に安全にアクセス
リモートアクセスを安全に行い、攻撃の可能性から保護するため、NASデバイスの前にQHORA-322を接続することが強く勧められます。NAT(Network Address Translation) は、プライベートネットワークで使用される実際のIPアドレスをファイアウォールの外にいるユーザーから隠すことで、プライベートネットワークセキュリティを実現します。
メッシュVPN + HBS = 簡単で安全なリモート NASバックアップ
QuWANクラウド プラットフォームを介して、QHORA-322 は、他のQNAPデバイスとメッシュVPNネットワークを自動確立し、すばやくメッシュVPN環境を展開します。会社のリモートバックアップタスクを効率的に遂行するため、QNAP NAS上のHybrid Backup Sync (HBS)アプリを使って、NASデータから他のNAS、リモートサーバー、またはクラウドへのバックアップまたは同期が容易に行えます。HBSで3-2-1バックアップ戦略を作成し、データ損失を防止しましょう。
追加情報:Hybrid Backup Sync
各使用環境に対応した現代的設計
QHORA-322は、ほぼ無音の動作が行えます。複数のデバイスに接続した場合にも、当製品はオフィスや家庭に向けて信頼できるパフォーマンスを提供し続けます。モダンな外観とファンレスデザインにより、QHORA-322は、現代的なデジタルホームやオフィスのその他のデバイスに完璧にマッチします。
QHora - クラス最高のネットワークセキュリティソリューション
最新のネットワークセキュリティ技術により、QHoraは安全な次世代ネットワークを構築するオールインワンソリューションを提供します。

安全なローカルNASデバイス

安全なリモートデバイス

安全なエンドデバイス

安全なNASアプリケーション
QuRouter OS:使いやすいルーター管理
QHORA-322はQuRouter OSを使用して、使いやすいウェブベースのGUIや、一目でわかるダッシュボード、ポートインジケータを提供し、毎日のネットワーク管理タスクを支援します。QuRouter OSを使用すると、ユーザーは接続されたすべての有線およびワイヤレスデバイスをリアルタイムで効率的に管理できるだけでなく、ファイアウォール、VPN、セキュリティおよびQuWANの高度な機能も構成できます。
VPNのセットアップがかつてないほど容易に
従来のマルチサイトVPNセットアップは、非常に時間のかかる作業で、さらにメンテナンス作業も必要です。QHORA-322は、QNAPの次世代QuWAN SD-WANテクノロジーを備えており、設置を大幅に単純化します。ローカルおよびリモートの設定はCloud Orchestrator経由で自動的に交換されるので、VPNの設定に固定IPアプリケーションを追加する必要はありません。この場合、ITプロフェッショナルはユーザーによる操作を最小限にしつつVPNの設定が可能となります。- ISPにより提供されたPPPoE接続を利用してWANを設定します。PPPoE接続の設定後、専用ラインまたは固定IPを申請する代わりに、パブリックIPが取得できます。
- QuWAN設定を開き、QNAPアカウントにサインインします (QNAPアカウントを開く)。
- デバイスを追加する組織/地域/サイトを選択します (デフォルトでは全てのデバイスをプリセットされた組織/地域/サイトに追加可能です)。
- リモートサイトのマシンにアクセスしてリモートサイトIPを設定します (ローカルサイトIPと同一は不可。LAN側のデフォルトIPセグメントは192.168.100.1で、リモートのデフォルトIPは192.168.200.1 セグメントに設定できます)。
- リモートサイトでステップ1-3を繰り返します。
- VPN設定を完了します。VPNの状態は、https://quwan.qnap.comにログインして確認できます。
効率的なクラウド管理を実現する一元管理されたQuWAN Orchestrator
QuWAN Orchestratorは強力かつ便利な集中ネットワーク管理クラウドプラットフォームで、IT担当者がリモート構築を行い、エッジネットワークデバイスを管理できます。ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)により、IT担当者はそれぞれの場所の職員の助けを得ることなく、容易に大規模なWANをリモートで構築することができます。また、IT担当者は帯域幅の監視、パラメータの設定、ネットワークトラフィックの分析を単一プラットフォームで行うことができ、マルチサイト、インターナショナルなネットワーク管理、メンテナンスに最適です。有線またはワイヤレス接続によりQHORA-322へ接続されたクライアントデバイスは、容易にSD-WANネットワークへアクセスできます。
QuWAN Orchestrator | QuWAN Agent | QVPN Client |
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quwan.qnap.comへアクセスして、ダッシュボードを介して接続されたデバイスの状態をご覧ください。すべてのデバイスにバッチ設定を適用し、プッシュ通知を設定し、リモートトラブルシューティングを実行することができます。 | QuWAN AgentをQNAPデバイスにインストールし、メッシュVPN(QuWAN Orchestratorのトポロジービュー)で相互に接続されるように設定パラメータを構成します。 | QHORA-322へ容易に接続してマルチサイトVPNリソースへアクセスするために、QVPNをモバイルデバイスとコンピューターにインストールします。 |
サブスクリプションのいらないQuWANソリューションでマルチサイトVPNを展開します

QuWAN Orchestrator
一元管理されたクラウドプラットフォームを使用して、ネットワークを管理します。

QuCPE サーバー
本社の高性能コアVPNサーバー。


NAS
既存のNASを使用して、支店にVPNインフラストラクチャーを追加します。


QGDスイッチ
中小企業の現場(店舗など)で、監視およびVoIPアプリケーションを実現します。


QHoraルーター
リモートワーカーに使いやすいVPN機能を提供します。


QVPN
モバイルユーザーは、自身のPC、ノートパソコン、携帯電話を使用して、SSL VPNへ接続できます。

強化されたセキュリティ
QHORA-322は、多くの包括的セキュリティ機能を提供します。- QuWAN身分認証
アカウントセンターにおいて、ご自身のQNAP IDをSD-WAN機構に追加することで、QuWAN Orchestratorにログインします。 - ローカルデバイス身分認証
ローカルデバイスへのログインには、ローカルアカウントを使用します。 - QuWANネットワーク管理
IPSec VPN経由でマルチサイトデバイスからセキュアなリモートVPN接続を構成します。 - QHoraネットワーク管理
L3ファイアウォール、NAT、およびポートフォワーディングに対応し、LANセキュリティを強化します。 - QVPNアクセス認証
リモートワーカーは自身のコンピューターやモバイルデバイスから、容易にSSL VPNへ接続できます。 - エッジデバイス・アプリケーションマネジメント
L7ファイアウォールおよびDPI (ディープパケット・インスペクション)テクノロジーにより、ユーザーは複数のブラックリストアプリケーションに対して複数のセグメントを設定できます。ウェブフィルター機能によって、子供のネットワーク使用時間制限およびブラウジングガイドラインの設定が可能です。
QVPN:リモートデバイスとの安全な通信
QHORA-322はQVPNサービスのVPNサーバーおよびクライアント機能を搭載 – リモートサーバーやサードパーティープロバイダに接続して、コンテンツやサービスにアクセスできるVPNクライアントを作成することができます。また、OpenVPN、L2TP/IPSec、QNAP専用QBelt VPNプロトコルによって、QHORA-322 をエンドデバイスに接続するVPNサーバーとして使用できます。*
注記:
1.QVPNクライアント、QVPNサーバー、QuWANサービスを同時に有効にすることはできません。QVPNサーバーとQuWANサービスは、QbeltまたはOpenVPN使用時に同時に有効にできますが、L2TP使用の際は無効化されます。
2.QHORA-322でのQVPN Serviceは現在、
OpenVPNサーバー/クライアント用に構成されたQNAPデバイスとのOpenVPN接続に対応しています。
WireGuard - リモートワーカー用のVPNトンネルを容易に生成
QHORA-322は現在WireGuard*に対応しており、高速で安定したVPN接続を提供します。ユーザーフレンドリーなインターフェースにより、ITに詳しくないリモートワーカーでも簡単にVPNトンネルを生成して、シンプルな接続方法でオフィスにあるQNAPデバイスにアクセスできます。
制限なしで世界中のビデオを見ましょう
QHORA-322のQVPNクライアントサービスでインターネットの制限を解消しましょう。QVPN ClientでOpenVPNプロトコルを設定し、ネットワークをリージョンの異なるVPNサーバーに導くことで、QHORA-322はクラウドVPNサービス(例:NordVPN、ExpressVPN、Surfshark)に接続可能となり、地理的制限を回避してビデオストリームやニュースを容易に見ることができます。注記:
1.QVPN Client、QVPN Server、QuWANサービスは、同時に有効にはできません。L2TPプロトコルを使用しなければ、QVPN ServerおよびQuWANサービスは同時に利用可能です。
2.サードパーティーVPNで提供されるサービスについては、対応するVPNサービスプロバイダの公式ウェブサイトの内容をご参照ください。
