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HBS 3 & IBM Cloud

2019/12/11 (QNAP) - QNAPのクラウド連携として、QNAP NAS と IBM Cloud の同期設定の手順をご紹介します。バックアップ、復元、同期の統合アプリケーションである HBS 3 (Hybrid Backup Sync 3) は、さまざまなクラウドストレージサービスとの連携が可能です。

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IBM Cloudの設定 : バケットの作成

このブログ記事では無料で使える IBM Cloud ライト・アカウント を使用しています。

ライト・アカウントでは、IBM Cloud が提供する複数のストレージサービスのうち、"Object Storage" を利用できます。

IBM Cloudにログインします。
カタログのストレージカテゴリーから "Object Storage" を選択します。

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料金プランから「ライト」を選択して「作成」をクリックします。

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「バケットの作成」をクリックします。

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「Standard」をクリックし、ウィザードに従ってバケットを作成します。

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今回はデフォルトのバケット名で進めます。「Next」をクリックします。

このあと、「Upload files」「Test bucket out」の画面が出てきますがスキップします。

hbs3-ibm-cloud_05.png

 

「Summary」画面に作成したバケットの詳細が表示されます。

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メニューの「バケット」をクリックすると、作成したバケットが表示されます。

hbs3-ibm-cloud_10.png

 

IBM Cloudの設定 : サービス資格情報の設定

続いて、「サービス資格情報」を設定します。
はじめに設定済のキーを削除し、再度設定します。

hbs3-ibm-cloud_13.png

 

新規資格情報を追加します。
「HMAC資格情報を含める」をチェックして下さい。

hbs3-ibm-cloud_16.png

 

資格情報が追加されました。
「資格情報の表示」をクリックして資格情報を表示させ、"access_key_id"、"secret_access_key" をコピーします。

hbs3-ibm-cloud_18a.png

 

IBM Cloudでのストレージの設定および、HBS 3に設定するためのパラメーターの取得ができました。
続いて、HBS 3で同期ジョブを作成します。

 

HBS 3の設定

HBS 3を起動して同期ジョブの作成に進みます。
ここでは、双方向同期を設定します。

「IBM Cloud」を選択し、「新しいアカウントの追加」をクリックします。

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「名前」、IBM Cloudの設定で取得した「アクセスキー (access_key_id)」「秘密キー (secret_access_key)」を入力します。

hbs3-ibm-cloud_20.png

 

アカウントが追加されました。
エラーが表示される場合は、キーが正しく入力されているかを確認して下さい。

hbs3-ibm-cloud_21.png

 

同期対象となるローカルNASとIBM Cloudのフォルダーペアを設定します。

hbs3-ibm-cloud_22a.png

 

続く画面で「スケジュール」「ルール」を設定して、ジョブの設定は完了です。

同期ジョブの開始

同期対象のローカルNASのファイルは以下の通りです。

hbs3-ibm-cloud_27a.png

 

同期ジョブを開始します。

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同期ジョブ完了後のIBM Cloudのオブジェクト一覧です。

hbs3-ibm-cloud_31.png

 

バージョン情報

  • QTS 4.4.1.1117
  • HBS 3 Hybrid Backup Sync 3.0.191016

2019/12/11 KH

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