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Qfiling の使い方

2017/8/17 (QNAP) - Qfilingは面倒なファイル整理を自動化する画期的なアプリケーションです。ファイルの種類(画像、音楽、メールなど)や作成日(年、月、日)などの分類項目を設定するだけで、対応するフォルダにファイルを振り分けることができます。このチュートリアルでは、Qfilingの使い方を具体例を交えて紹介します。

内容

Qfiling について

Qfiling は、ファイル整理に革命をもたらす包括的な自動ファイリングアプリケーションです。ファイルタイプに基づき高度な検索条件を提供するフルテキスト検索技術である Qsirch を使用することで、Qfiling はファイルを分類して生産性を向上させます。

Qfiling ホームページの使い方

すべてのファイリングタスクのステータスを Qfiling ホームページから確認できます。



「1回」のファイリングタスクに加えて、「スケジュール」されたファイリングタスクを表示することもできます。



Qfiling タスクの作成

  1. 「Qfiling タスクの作成」をクリックします。


  2. タスク名を指定します。

  3. 送信元パスの中から、ソースフォルダを選択します。


  4. 宛先パスの中から、保存先フォルダを選択します。


    ヒント:また、新しいフォルダを作成し、それを保存先フォルダとして選択することもできます。



  5. 「次へ」 をクリックします。

  6. ファイリング条件の下で、ファイルタイプを選択します。


  7. 各ファイルタイプのファイリング条件を選択します。
    例えば、変更した日付に基づいて、すべての写真をソートすることができます。


  8. (オプション) をクリックして、サブフォルダの新しいファイリング条件を追加します。


    ヒント:1 つのタスクで複数のファイルタイプをアーカイブすることができます。



  9. 「次へ」 をクリックします。

  10. 次のいずれかを選択します。
    1. 1 回 – ファイリングタスクを 1 回実行します。
    2. スケジュール – 指定されたスケジュールと有効期限に基づいてファイリングタスクを複数回実行します。




  11. 「次へ」 をクリックします。

  12. 該当するものをすべて選択します。
    1. 元のファイルを削除します
    2. 条件に一致しないファイルを「その他」フォルダに移動します
    3. 動画字幕のインテリジェントファイリング
    4. データ整合性チェック



  13. ファイル競合ポリシーを選択します。
    1. ファイルをスキップする
    2. ファイルを上書きする
    3. 同じ名前のファイルが存在する場合、名前の変更

  14. 「次へ」 をクリックします。

  15. タスクの概要を確認します。


  16. 「適用」をクリックします。

    注記:元のファイルを削除することを選択した場合、タスクが完了した後、ホームページで「取り消し」をクリックして、変更を取り消すことができます。これを行うと、すべてのファイルが元のフォルダに移動し、新しいフォルダが削除されます。

 

推奨される用途

カメラマンのためのヒント:

  1. Adobe Lightroom などのプロ用写真ソフトを使用して写真のタグ付けやアーカイブを行う場合、QNAP は、次のようなファイル条件を使用することを推奨します。
    1. [写真/ IPTCキーワード/撮影月]


    2. [写真/撮影月/撮影日/IPTCキーワード]


  2. 大量の写真を整理する必要がある場合は、Qfiling のタスクのスケジュールを使用して、写真を定期的にアーカイブします。



オフィスワーカーのためのヒント:

  1. プロジェクトごとにファイルを整理する必要がある場合は、各ファイルタイプに次のファイル条件を使用します。
    1. ドキュメント - [ドキュメント/ファイル拡張子]
    2. 写真 - [写真/撮影日]
    3. 動画 - [動画/撮影月]
    4. 音楽 - [音楽/音楽ジャンル]




  2. 多数のファイルを整理する必要がある場合は、以下を行うことができます。
    1. Qfilingタスクのスケジュールを使用して、ファイルを定期的にアーカイブします。
    2. ドキュメントには次のファイル条件を使用します:[ドキュメント/ファイル拡張子/変更日]。




入手方法と要件

Qfiling および Qsirch アドオンは、QTS 4.3.0 以降の App Center から入手できます。

x86 モデルの場合、Qfiling および Qsirch は、少なくとも 2GB の RAM を必要とします。また、より良い性能を実現するために、4GB 以上の RAM を推奨します。