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Final Cut Pro X と Thunderbolt 対応 NAS を利用して動画編集を能率化する方法

2017/10/12 (QNAP) - QNAPのThunderbolt対応NASを使えば、動画制作ワークフロー内でファイルを効率よく共有できるようになります。このチュートリアルでは、Final Cut Pro XをQNAP NASと組み合わせて使用する方法を紹介します。

Thunderbolt 対応 NAS を導入してファイルを共有すれば、動画の制作と編集プロセスが簡単になります。 ワークフローにおけるデータ処理の効率性が劇的に上がり、バックアップ、編集、ファイル共有を高速化して、主要な作業の完了に必要な時間が大幅に短縮されます。 このチュートリアルでは、Final Cut Pro X と Thunderbolt 対応 NAS の組み合わせをプロジェクトに利用する方法について紹介します。

Final Cut Pro は最初に Macromedia Inc. が開発し、後に Apple Inc. が引き継いだノンリニア動画編集ソフトウェアプログラムシリーズです。 最新版の Final Cut Pro X 10.2 は OS X バージョン 10.9 以降を備えた Intel ベースの Mac OS コンピューターで動作します。 このソフトウェアを利用すれば、動画を記録し、ハードドライブ (内部または外部) に転送し、ハードドライブで編集し、処理し、さまざまな形式*に出力できます。

1. Final Cut Pro X を起動し、新しいプロジェクトを作成します。



2. Finder ウィンドウで共有フォルダーから Final Cut Pro X にファイルを移動します。 Qfinder Pro の「ネットワークドライブ」または Apple の 「移動」 メニューの「サーバーに接続」を利用し、NAS の共有フォルダーにアクセスできます。 方法の詳細については、チュートリアル「QNAP Thunderbolt NAS を利用し、高速のファイル共有システムを構築する」を参照してください。



3. 編集後、デフォルトの出力先であるマスターファイル に QuickTime 動画ファイルとしてプロジェクトをエクスポートします。 編集したファイルは再度 NAS に移動し、バックアップしたり、簡単に共有したりできます。

* Wikipedia, “Final Cut Pro,” https://en.wikipedia.org/wiki/Final_Cut_Pro