TS-332X
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3ベイでRAID 5に対応、さらに3つのM.2 SSDスロットを搭載した10GbE対応NAS
QNAP ユーザーの 3 割は自らの NAS に RAID 5 アレイを構築して、データ保護性能を高め、システム性能を上げ、さらにストレージ利用効率を最適化しています。3 ベイ TS-332X は、最小のディスク数で NAS 上に RAID 5 アレイを構築できるだけでなく、10GbE SFP+ ポートと 3つの M.2 SATA 6Gb/秒 SSD スロットを装備しているので、高性能を必要とする用途に対応できます。すっきりしたデザインのTS-332X は、お客様の事務所に良くなじみます。






クアッドコアCPUとデュアル10GbE SFP+ポートによる高いスループット
TS-332Xは、Amazon傘下にあるAnnapurnaLabsのAlpine AL-324クアッドコア1.7 GHz Cortex-A57プロセッサー、2GB DDR4 RAM (最大 16GB までアップグレード可能)を装備し、SATA 6Gb/sに対応しています。NAS ボリューム全体をAES 256ビット暗号化処理すれば、機密性の高いビジネスデータの安全性を確保しながら、他では得られない暗号化性能を発揮します。TS-332Xには、10GbEの高速ネットワークを完全にサポートする10GbE SFP+が搭載され、仮想化タスクやバックアップと復元、大容量データを扱うアプリケーションで高速性を発揮します。
QNAPラボでテスト済み。測定値は環境によって異なることがあります。
テスト環境 :
NAS : TS-332X
OS : QTS 4.3.4
ボリュームタイプ : RAID 5; 3 x Intel SSDSC2BB240G4 SSD
クライアント PC : Windows10, Intel Core i7-5820K@3.3 GHz, 32GB RAM
SSDキャッシュおよび自動階層化によるストレージ効率の最適化
TS-332X は SSD キャッシングに対応し、2280 フォームファクタの SATA 6Gb/s M.2 SSD を 3 台までサポートします (別売)。高い IOPS を必要とするアプリケーションや、性能と冗長性による保護のバランスがよい RAID 5 階層型ストレージを構成するために 大容量 SSD キャッシュを構築できます。
Qtier 技術は、自動階層化によりM.2 SSD、2.5 インチ SSD、大容量 HDDのストレージ効率を連続的に最適化します。新しいQtier 2.0は、キャッシュに相当する予約スペースでSSD階層化ストレージを強化して、リアルタイムにバーストI/Oを処理し、SSDのメリットを最大限に引き出します。
注記:
1. TS-332X の全ドライブベイでは SSD キャッシュがサポートされます。TS-332X には、2.5インチHDD/SSDドライブトレイベース(在庫がある場合に限る)が付属しています。さらにドライブトレイベースが必要であれば QNAP オンライン ショップ からご購入いただけます。
2.M.2 SSD はオプションで、別売りです。M.2 SSD の動作では多量の熱を発生しますので、ヒートシンク(QNAP またはサードパーティ製)を M.2 SSD 上に取り付けることを推奨します。
エキストラオーバープロビジョニングがSSDパフォーマンスを最適化
SSDの価格は一般家庭や小規模のビジネスユーザーにとって手が届く価格になってきています。今こそ、NASにSSDを取り入れ、パフォーマンスの向上、ファイルバックアップ速度の加速、マルチメディアの使用感の向上、仮想化アプリケーションの最適化を行うときです。最新のQTS 4.3.5は、ソフトウェア定義型のSSD RAIDエキストラオーバープロビジョニング(OP)をサポートして機能性を向上することで、さらに1%~60%までのOP容量を割り当てることができ、SSDランダム書き込み速度を最適化し、耐久性を高めて寿命を伸ばすことができます。これによってTS-332Xに低価格のコンシューマー向けSSDを使用し、SSD OPを調整することで、エンタープライズ級のSSDに近いパフォーマンスと耐久性を得られる可能性があります。
エレガントな外観と効率的なエアフロー
TS-332X は効率的なエアフロー優れた冷却性能をもたらす工業デザインコンセプトにより、高負荷時でも安定動作し、さらに外観はスタイリッシュでエレガントです。工具無しで3.5インチハードドライブを取付けられるのでシステム設定や保守が容易です。また、前面パネルのLEDによってシステムの状態が簡単に把握できます。
スナップショットが大切なデータを保護
スナップショットはNASシステムのステータスとメタデータを完全に記録することで、データ保護につながります。ストレージ&スナップショットマネージャーあるいはFile Stationを使用すれば、簡単にスナップショットを管理したり、エラー発生時にシステムを素早く通常状態に戻すことができます。QNAPスナップショットは、ブロックベースで変更されたデータだけを記録します。これはストレージ領域を節約するだけでなく、データのバックアップと復元の時間を短縮します。4GB RAM を搭載した TS-332Xは、NAS全体で最大 256 のスナップショット、ボリューム/LUN あたり最大 64 のスナップショットをサポートします。
QNAPの高速で低価格な10GbEスイッチでIT環境をアップグレード
QNAP 10GbE/NBASE-Tのアンマネージドスイッチを使用すれば、ネットワーク環境をいますぐコスト効率良くアップグレードできます。10GbEネットワークによって、非常に高速な転送速度が実現され、仮想化のような帯域幅を要求するタスクの処理力を高めることができます。また、複数のワークステーションから大容量のNASベースのファイルへの同時リアルタイムアクセスが可能になります(ビデオ編集やマルチメディアに理想的)。QNAPは、高速LAN環境の活用に役立つ、Windows/Linux PC用の10GbE PCIeネットワーク拡張カードも提供しています。
コンテナアプリケーションのホスト
Container StationはLXCとDockerの軽量仮想化技術を統合しています。お客様はアプリを内蔵のDocker Hubからダウンロードして、簡単にコンテナアプリをインポート/エクスポートしたり、アクセス権を管理したりできます。容易なインスタレーション、転送性、高効率といったメリットを提供します。
シームレスなファイル共有と同期による最適化されたコラボレーション
TS-332Xはデータやファイルを一元的に保存し、Windows、Mac、Linux/UNIX ネットワークのファイル共有用の SMB/CIFS、AFP、NFSプロトコルをサポートします。TS-332Xにアップロードされたファイルは、Qsync (QNAP NASをファイル同期のための安全な大容量データセンターに変えるユーティリティ) と組み合わせて、PCやモバイルデバイスなど、すべてのデバイスからアクセスできるようになります。グループファイル共有のために共有フォルダーやチームフォルダーを同期して、チームプロジェクトとコラボレーションの柔軟性を高めることができます。ファイルは、モバイルデバイスや光学ディスクドライブのファイルを含めて、File Stationで集中的に管理できます。File Stationでは、リモートNASをマウントし、NASとパブリッククラウドサービス間でファイルを転送することもできます。
マルチポイントバックアップとアクセス
バックアップと復元、そして同期を統合したHybrid Backup Syncを使用すれば、 TS-332X 上のデータを別のQNAP NAS、USBストレージ (ワンタッチコピー) あるいはクラウドストレージにかんたんにバックアップまたは同期できます。Qsync により、PC、ノートPC、モバイルデバイスと、NAS上のファイルを同期できます。QNAP の NetBak Replicator ユーティリティや Apple の Time Machineを使用して、WindowsやMacのデータを簡単に TS-332X にバックアップすることができます。
新しいQVR Pro監視ソリューション
QNAPの新しいQVR Pro監視ソリューションでは、TS-332X上に監視データ専用の独立したストレージ領域を割り当て、QTSの優れたスケーラビリティやストレージ管理機能を利用することができます。QVR Proでは、カメラ管理、ストレージ領域の割り当て、カメラライブビュー、再生がさらに簡単になります。また、QVR Pro Clientモバイルアプリを使用することで、どこからでも常に監視することや、QUSBCam2アプリでONVIFネットワークカメラとしてUSB Webカメラを使用することができます。
- 互換性のあるIPカメラ : 5,000以上
- 標準カメラライセンス数 (無償) : 8
- 最大カメラライセンス数 (有償) : 16
- USB Webカメラからの録画 : QUSBCam2
仮想JBODによる他のQNAP NASのストレージ容量拡張
QNAP VJBOD (仮想 JBOD) はネットワークベースの JBOD で、他のQNAP NASの未使用ストレージ領域を利用してQNAP NASのストレージ容量を拡張できます。TS-332Xの未使用ストレージ容量は他のNASのローカルディスクとしてマウントでき、仮想ストレージプールやボリュームを作成してNASサービスを提供することで、ストレージの利用効率を最大化できます。
注記:現在のところARMベースのNASは他のNASストレージ領域を利用するためのVJBOD "Host"機能はサポートしていません。
その他の生産性アプリケーション

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