EJ1600 v2
後継製品 : TL-R1620SDC
製品概要 | 製品仕様 | お問い合わせ |
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高性能、デュアルコントローラー、12 Gbps SAS、 RAID拡張エンクロージャー
エンタープライズ ZFS NASのストレージ容量を簡単かつ柔軟に拡張
EJ1600 v2拡張エンクロージャーは高速ミニSASケーブルで複数のエンクロージャーを接続し、QNAP エンタープライズZFS NASのストレージ領域を拡張できるように設計されています。筐体に12Gbps SASインターフェイスを備えたEJ1600 v2は12Gbps SAS対応 エンタープライズ ZFS NASで高速データパススルーを可能にします。仮想化アプリケーションや大規模データアプリケーションなど高性能相互接続が必要とされる用途で特に役立ちます。ビデオ監視、大量のデータのアーカイブ、テレビ放送のストレージなどが含まれます。企業において効率が最適化され、ROIが最大化されます。EJ1600 v2はデュアルパスmini-SASを利用してエンタープライズ ZFS NASに接続されるので、外部JBODケーブルが外れても動作を継続します。
- デュアルチャンネル (デュアルパス) により1つのノードが故障しても動作が継続
- ミッシングモードでの保護
- 高密度、高効率、高い拡張性
- QESストレージマネージャによる柔軟な管理
- デュアルコントローラーエンタープライズ ZFS NASに最適なバックアップストレージ
接続可能なZFS NASモデルと接続時の性能:
QNAP NAS | ES1640dc v2 |
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NASのRAM | 32GB/各コントローラー |
EJ1600 v2の最大数 | 7 |
ハードドライブの最大数 | 128 |
最大物理容量* | 1,536TB |
ストレージプールあたりのRAIDグループの最大数 | 128 |
最大ストレージプールサイズ | 1PB |
システムあたりのストレージプールの最大数 | 128 |
最大の柔軟なボリュームサイズ | 1PB |
最大のiSCSI LUNサイズ | 1PB |
* 最大容量は 12TB HDD で計算されています。
デュアルパス設計が動作の継続を約束
EJ1600 v2とエンタープライズ ZFS NASは、デュアルチャンネル(デュアルパス) 設計により、1 つのノードが故障しても動作を継続します。mini-SASケーブルの破損により一方の外部JBODケーブルが絶たれても、通常の動作が続けられます。これはマシン間のデータ保護と容量拡張にとって重要であり、企業のミッションクリティカルなタスクを中断させません。EJ1600 v2をエンタープライズ ZFS NASに接続して電源を入れるだけで、NASはEJ1600 v2のハードドライブを新しく取り付けられたローカルドライブとして検出します。NASの容量は強力なQESストレージマネージャを使用することでシームレスに拡張し、管理できます。
上の画像のように、拡張ユニットの接続に利用される配線方法により、冗長なクロスループ構成が作られます。これにより拡張ユニットからベースのエンタープライズ ZFS NASまでのパスが冗長化されます。さらに、システムフェールオーバー保護にJBOD接続障害の保護が含まれることで、保護層が厚くなります。これら2つの保護手法により、EJ1600 v2までの1つまたは複数のパスが切断されても、他の拡張ユニットは引き続きベースであるエンタープライズ ZFS NASに通信できます。
ミッシングモードでの保護
RAID拡張エンクロージャーの切断を検出すると、エンタープライズ ZFS NASはデータ保護のためにIOアクセスをブロックします。システムはミッシングモードからデータが無傷のまま通常状態に復旧できます。
高密度、高効率、高い拡張性
EJ1600 v2は3Uラックスペースで16台のハードドライブをサポートし、192TBの物理容量を実現します。EJ1600 v2はコントローラーごとに2つのSASワイドポート (入力ポートと出力ポート) を備え (デュアルコントローラーで合計4つのSASワイドポート)、それぞれホスト接続とデイジーチェーンに利用されます。各SASワイドポートは4つのSASチャンネルを結合し、各チャンネルがそれぞれ12 Gbps の全二重速度をサポートします。このソリューションは、ホスト接続あたり最大48 Gbps の他に類を見ないパフォーマンスを提供します。
強力なQES ストレージ マネージャー
QES ストレージ マネージャーには直観的でグラフィカルなユーザーインターフェイスでシステムストレージを管理するためのツールとオプションがわかりやすく表示され、NAS容量拡張とEJ1600 v2の管理が簡単になっています。IT管理者はEJ1600 v2とその中のディスクの健全性を簡単に監視できます。ラックに複数の拡張エンクロージャーをカスケード接続しているとき、Locate Disk機能とLocate Enclosure機能を利用すれば、IT管理者は迅速に保守管理できます。
エンタープライズ ZFS NASの優れたバックアップソリューション
IT管理者は既存のボリュームを拡張するだけでなく、EJ1600 v2をエンタープライズ ZFS NASのバックアップタスクを迅速かつ安全に実行するための対費用効果の高い外部ストレージとして使用できます。QNAP RTRR(リアルタイムリモートレプリケーション)またはrsyncサービスを利用すれば、IT管理者はNASのデータをリアルタイム、または定期的にEJ1600 v2にバックアップできます。
柔軟なドライブタイプと容量
EJ1600 v2には、ハードドライブの選択に高い柔軟性があります。IT管理者は高い性能と信頼性を持ったエンタープライズレベルのSAS HDDをミッションクリティカルな用途に選択できます。I/O要求が極めて高い場合は高速SSDを選択できます。