立入制限区域検知
概要
施設のセキュリティ強化に貢献する人物検知ソリューション
データセンターや研究機関等高いセキュリティを要求される場所や、企業や役所などで入退出を管理している場所では、入館前に身分証明証提示などの申請を行った上で、ゲストバッチを取得する必要があります。ゲストバッチのない人物の施設への侵入を防ぎ、セキュリティ強化を行うために、VIVOTEKは立入制限区域検知ソリューションを提供します。
さらにこのソリューションでは、壁を乗り越えて侵入者、ジムの入り口、植物園に適用することで、フェンスのない場所の植物や危険なエリアの踏みつけを防ぐこともできます。
新型ウィルス感染拡大防止策への適用
COVID-19感染拡大のリスクを減らすために、建物に入る前には体温のチェックと手の消毒が欠かせなくなりました。 立入制限区域検知を使用することで、これら感染拡大防止対策を施さない人物を検知することが可能となり、組織の安全性とセキュリティを向上させるのに役立ちます。
左図:入館前に検温を実施
右図:検温を実施しないまま入館
未検温者は入館できないエリアまで到達したためアラートを発報
機能紹介動画
ディープラーニングテクノロジー
高精度検出を実現するディープラーニングテクノロジー
VIVOTEKは監視分野での豊富な経験と膨大な画像データベースを利用することで、人物用のニューラルネットワークを利用した検出エンジンを開発しました。これにより、従来のルールベースの設計と比較して、より高精度な人物検出を実現します。
また、人物の動きのみがイベントトリガーとして機能し、揺れる植物や通過する車両、犬や猫などの動物の動きは無視されます。これにより誤警報を減らすだけでなく、カメラ構成のセットアップに必要な時間と労力を最小限に抑えることができます。
主な機能
- 施設などのセキュリティ強化
受付していない人物が立入禁止エリア侵入した場合にアラートを発報することで、不審者の侵入を防ぎます。 - 危険なエリアの安全対策
線路などのフェンスのない危険なエリアに人物が侵入した場合にアラートを発報することで、事故を未然に防ぎます。
立入制限区域の設定:
立入制限区域とそうでないエリアを細かく設定可能です。
複数の立入禁止エリアを同時に設定し、それぞれをトリガーとして機能させることができるので、より細かなセキュリティ対策が可能です。
実線:立入制限区域
点線:立入許可区域
サポート対象モデル
サポートモデル | ディープラーニングVCA パッケージバージョン | |
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固定ドーム カメラ |
67-V2シリーズ: FD9167-HT-V2, FD9367-EHTV-V2 |
Ver.6.15.6.2-3d |
ブレッド型 カメラ |
67-V2シリーズ: IB9367-EHT-V2 |