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新製品 TS-x32PXシリーズ & 旧モデル TS-x32Xシリーズ 両者の違いは?

2020/10/28 (QNAP) - 『TS-x32PXシリーズ』は、10GbE SFP+と2.5GbEポート搭載しラックマウント型NASです。旧モデル『TS-x32Xシリーズ』との比較/違いを説明します。

エレコム株式会社WEBサイトに移動します。

 

よりスムーズなファイルアプリケーションのために、10GbE SFP+と2.5GbEを備えたコンパクトなNAS

ts-932px_PR899_en.jpg

中小企業向けタワー型NASとして、クアッドコア1.7 GHzプロセッサーと高速10GbE SFP +および2.5GbE(RJ-45)ポートを搭載したモデルとなります。
フォースメディアでは、2020年9月17日に『TS-932PX』がリリースされております。『TS-832PX』は11月12日(木)リリース予定です。

TS-x32PXシリーズは、リリース済のTS-932PX (9ベイ)、TS-832PX (8ベイ)(※2020年11月12日(木)リリース予定)の2モデルがラインアップされます。HDD/SSDハイブリッドインフラストラクチャを作成する機能を提供し、アプリケーションのパフォーマンスを向上します。2つの10GbE SFP+と2つの2.5GbE LANポートを備えているため、次世代のネットワークに対応しており、帯域幅を多く消費するアプリケーションを強化し、スムーズなファイルアクセスと共有を実現します。

旧モデルのTS-x32Xシリーズも、TS-932X (9ベイ)(※販売終了)、TS-832X (8ベイ)(※販売終了)、2モデルがラインアップされています。
後継機『TS-x32PXシリーズ』との違いをラインナップ毎に比較していきます。

TS-x32PXシリーズ VS TS-x32Xシリーズ - - -  特長、旧モデルとの比較

TS-x32PXシリーズは工具不要でロック可能なドライブベイが付属しいます。このため、ドライブの取り付けが簡単で、ドライブを安全かつセキュアに保つことができます。
※3.5インチHDDはネジ不要、2.5インチSSD搭載時はネジ止めをします。
ts-x32px_ドライブ取付.png

↓ TS-932PXとTS-932Xのモデル比較です。
フロント部分、パッと見では違いがないように見えますが、TS-932PXには、ロック可能なドライブベイがあります。

 ts-932px_vs_ts-932x_フロント.png

図 : TS-932PX  VS  TS-932X の比較 (フロント)

 

リア部分、TS-932PXでは、オーディオ出力部分がなくなり、2.5GbEのマルチギガポートが2ポート、標準装備となりました。

ts-932px_vs_ts-932x_リア.png

図 : TS-932PX  VS  TS-932X の比較 (リア)

 
↓ TS-832PXとTS-932Xのモデル比較です。
TS-832PXにも、ロック可能なドライブベイが標準装備されております。フロント部分は他に違いはみられません。

ts-832px_vs_ts-832x_フロント.png

図 : TS-832PX  VS  TS-832X の比較 (フロント)

TS-832PXでは、PCIe拡張スロットが1つになり、TS-932PXと同じく、オーディオ出力がなくなった代わりに、2.5GbEのマルチギガポートが2ポート、標準装備となりました。。
ts-832px_vs_ts-832x_リア.png
図 : TS-832PX  VS  TS-832X の比較 (リア)
スペック比較を表にまとめした。

TS-932PX New!TS-932X(販売終了)
TS-932PX フロント TS-932X フロント
リリース 2020年9月 2018年7月
CPU Annapurna Labs Alpine AL-324 クアッドコア 1.7GHz Annapurna Labs Alpine AL-324 クアッドコア 1.7GHz
メモリー 標準 4GB (1 x 4GB)
最大 16GB(1 x 16GB)
スロット : 1 x DDR4 SODIMM
標準 2GB (1 x 2GB)
最大 16GB(1 x 16GB)
スロット : 1 x DDR4 SODIMM
フラッシュ 512MB 512MB
ドライブ 5 x 3.5”/2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD
4 x 2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD
5 x 3.5”/2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD
4 x 2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD
LAN 2 x 10GbE (SFP+)
2 x 2.5GbE (2.5G/1G/100M) RJ-45
2 x 10GbE (SFP+)
2 x 1GbE  RJ-45
USB 3 x USB 3.2 Gen.1 3 x USB 3.2 Gen.1
オーディオ出力 無し 1 x 3.5mm ライン出力ジャック
1 x スピーカー
PCIe拡張スロット 無し 無し
価格 単体モデル : オープン価格
HDD搭載モデル : \231,000 から (ミドルクラス 1TB x 5、SSD 256GB x 4)
単体モデル : オープン価格
HDD搭載モデル : ¥250,000 から (ドライブ搭載 ミドルクラス 1TB x 5 SSD 256GB x 4)

TS-832PX New!TS-832X(販売終了)
TS-832PX フロント TS-832X フロント
リリース 2020年11月12日(木)リリース予定 2018年7月
CPU Annapurna Labs Alpine AL-324 クアッドコア 1.7GHz Annapurna Labs Alpine AL-324 クアッドコア 1.7GHz
メモリー 標準 4GB (1 x 4GB)
最大 16GB(1 x 16GB)
スロット : 1 x DDR4 SODIMM
標準 2GB (1 x 2GB)
最大 16GB(1 x 16GB)
スロット : 1 x DDR4 SODIMM
フラッシュ 512MB 512MB
ドライブ 8 x 3.5”/2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD 8 x 3.5”/2.5” SATA 6Gb/s HDD/SSD
LAN 2 x 10GbE (SFP+)
2 x 2.5GbE (2.5G/1G/100M) RJ-45
2 x 10GbE (SFP+)
2 x 1GbE  RJ-45
USB 3 x USB 3.2 Gen.1 3 x USB 3.2 Gen.1
オーディオ出力 無し 1 x 3.5mm ライン出力ジャック
1 x スピーカー
PCIe拡張スロット スロット1:PCIe Gen 2 x2 スロット1:PCIe Gen.2 x1 (Wi-Fi AIC用)
スロット2:PCIe Gen.2 x2
 

TS-x32PXシリーズをより快適に使うためのアクセサリー

QNAPは拡張カードをはじめ、アクセサリーも充実しています。

QXG-10G2SF-CX4

5GbE/10GbE
ネットワークカード

仮想化、大量のデータ転送、高速のバックアップ・復元など、帯域幅を必要とするタスクのための超高速スループットを可能にします。
※TS-832PXのみ装着可

qm2-2s10g1t.png

QM2 M.2 SSD / 10GbEカード

パフォーマンスと帯域幅を最適化するためにM.2 SSDキャッシュまたは10GbE (10GBASE-T)接続をNASに追加します。
※TS-832PXのみ装着可

usb-u31a2p01.png

USB 3.2 Gen2 (10Gbps)
カード

SBポートをTS-x73AU-RPに追加します。
※TS-832PXのみ装着可

QSW-1208-8C フロント

QSW-1208-8C
10GbEアンマネージドスイッチ

10GbE SFP+ x 4ポート、10GbE SFP+/RJ-45コンボ x 8ポートのスイッチで他社製品に比べても安価です。

RJ-45ポートはNBASE-T (10G/5G/2.5G/1G/100M)対応です。

QSW-M408-4C フロント

QSW-M408シリーズ

L2 Webマネージドスイッチ

1GbE x 8ポート、10GbE (10G/5G/2.5G/1G/100M対応) x 4ポートのL2 Webマネージドスイッチです。

QSW-1105-5T フロント

QSW-1105-5T New!
5 x 2.5GbE アンマネージドスイッチ

5つの2.5GbEポートを備えたQNAP QSW-1105-5Tスイッチは、新たなネットワークケーブルを一切必要とせずにご利用のネットワークを即座にアップグレードします。
 

比較/まとめ

全体的にみると、

  1. 標準メモリが『2GB』 → 『4GB』にアップグレードされいる
  2. 1GbE』 → 『2.5GbE』 が標準装備となっている
  3. ロック可能なドライブトレイが標準装備となった
  4. 搭載モデルの価格が下がっている

の4点があげられます。
2.5GbE LANポートを標準装備にし、価格を抑えるため、オーディオ出力がなくなっているようです。

それぞれAnnapurna Labs Alpineのクアッドコアを使用し、CPUの違いは見られません。

デフォルトで2.5GbE搭載となっております。
QNAPの2.5GbEポートは、1G、100Mとも互換性がありますので、マルチギガ化されている今なら、先行投資でいい選択だと思います。
今後リリースされるものは、デフォルトで、2.5GbE搭載が当たり前になります。

QNAP エッジスイッチのモデルも続々リリースされております。エッジスイッチとともに併せて高速化することをお勧めいたします。
また今後も発売時に旧モデルとの比較については、続けていきますのでよろしくお願いいたします。
 

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2020/10/26 NS